8月9日

 久々の1日ぜんぶ休み。久々の休みはいつもだいたい部屋の掃除から始まる。窓を開けていると昼ごろから激しい風雨で中に入ってきたけど涼しくてよかった。1日クーラーをつけずに済んだ。台風9号が接近していたらしい。一瞬、雨が止んだ隙にコンビニへ。豚カルビご飯、サラダ、ハイチュウ、ハニーラテ買う。帰りは激しい雨が降り、わけわからんくらい濡れる。昼過ぎはゆったりと本を読み、夕方から二本映画を観た。『美女と野獣』と『トイストーリー』。『美女と野獣』を借りたのは、「ハウル」について考えるためには観ておいた方がいいんじゃないか、「ポニョ」について考えるためには『リトル・マーメイド』とかを観といた方がいいんじゃないかと思ったからだった。が、この映画を見たからといってやはり「ハウル」が何だったのか分かるわけではなかった。『トイストーリー』はただ単に観たことがなくて観たかったから観た。マルセル・デュシャンの「アンフランスマン」という概念を思い出しながら、人間というかわたし?も固有名(物語)を生きるのではなくおもちゃ(大量生産品)として生きながら何かを見たり考えたりしているのがいい?べき?なのかなあなどと考える。つまり、雑多なガラクタから何かが生まれてくるさまをじっと眺める、という感じ、か。もはや『トイストーリー』とは関係がなくなっている、ないわけではない。夜はパプリカとズッキーニとエリンギとベーコンを蒸してご飯と食べた。

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