昨日は晴れたけど今日はとても曇った、からあまり元気がなかった。高野文子『棒がいっぽん』を読み終わった。短編集で、一日一作品くらいのペースで読んだ。毎日、衝撃を受けた。けど、最後の「奥村さんのお茄子」はそれまで読んだ経験が全部吹き飛んでしまうくらいヤバかった。こういうヤバいのを書きたい、と強く思った。晩御飯は冷凍餃子を食べた。そういえば、昼間、「ありがとうございます、ありがとうございます」と繰り返しながらゆっくり歩くおじさんがいた。
4月7日
バイト帰り。生徒二人にそれぞれ英語と数学の授業をして疲れた。電車が駅に止まってパラパラと人が乗ってくる。あれ、あの人さっきの駅で降りてなかったっけ。白だったり橙だったりの灯りと窓に映る自分を眺めていた。
軽く食べ物を買ってアパートに着く。部屋の前の廊下に、なんとイタチが。見つけるとすぐに逃げていった。なんか、やたらと臭い。よく見るとおしっこをしている、と、そのとき、何故か耳からピアスが落下。拾うと、匂いがついていた。