・ハトが女の子に追いかけられているのを見た。お茶漬けの素を久しぶりに買ったけど、猫舌がひどくなったのか、汁が完全にご飯に吸われるくらいまで冷ましてからじゃないと食べれなくなっていた。お茶漬けというよりリゾットみたい。
・『たまこまーけっと』全12話と、『たまこラブストーリー』を見た。テレビアニメ本編は「けいおん！」的なゆるさ8割に、「中二病」的な物語要素1割、「ユーフォ」的なキレのある演出1割って感じだった。映画の『たまこラブストーリー』がほんとうに素晴らしくて、アニメ本編で蓄積された豊かな世界やキャラクターが存分に活かされてかつ、本編とは別の可能性を90分で描ききっている。アニメ本編と映画ではかなり路線が違くて、まず映画ではアニメ本編で重要な役割を果たしていたしゃべる鳥が(ほとんど)退場し、世界観や表現のレベルでリアリズム寄りになっている。「けいおん！」的な弛緩した世界に本編にはなかった緊張感がもたらされていて、そのためか、90分間ずっと演出がキレッキレで、画面の光や色彩も澄んだ上品な感じになっていた。たぶんこの路線が「ユーフォ」に引き継がれたのだと思う。たまこともち蔵が結ばれる話だけど、たまこのことが好きな女の子のこともちゃんと描いていて(しかも描きすぎないのが良い)、やりきった感があった。
