数日前から完全に季節が変わった。もう少し前までは、寒かったときの記憶が水たまりのように残っていた気がする、ということに今日気づいた。めちゃくちゃ暑くて、身体と環境の関係が一新された感じが強くあった。汗がすごく出る。
読んでいるブログのなかで、毎日更新される日記が自分のもの以外にも二つある。他の二つは二〇二一年六月八日の日記がすでに更新されている。いつもこの日記が最後だ。同じゲームに参加しているような、あるいは共同でなにかを作っているような気分にさえなって、気づかれないところで支えられている。
数日前から完全に季節が変わった。もう少し前までは、寒かったときの記憶が水たまりのように残っていた気がする、ということに今日気づいた。めちゃくちゃ暑くて、身体と環境の関係が一新された感じが強くあった。汗がすごく出る。
読んでいるブログのなかで、毎日更新される日記が自分のもの以外にも二つある。他の二つは二〇二一年六月八日の日記がすでに更新されている。いつもこの日記が最後だ。同じゲームに参加しているような、あるいは共同でなにかを作っているような気分にさえなって、気づかれないところで支えられている。
紫陽花といえば六月。歩いてると紫陽花を見かけるようになった。「六月」と打つと、雨と蝸牛の絵文字が表示される。今年の六月はまだどちらも見ていない。
授業後、大学のベンチでパンを食べた。雀がいつも寄ってくる。ひとかけらベンチに置いておくと、持っていって向こうで食べた。雀のたべのこしに蟻が寄ってきた。
今日もまた川にいた。なぜ鳩と虫はこっちに寄ってくるのか。こいつらの養分にはなりたくない。蚊が怖い。もしかするともう蚊がいるかもしれないと思うだけで、身体のあちこちが痒くなってきた。
昼から何件かカフェをはしごして本を読んだ。夕方、眠くなってきて川沿いで体操座りをして寝た。
シルバニアファミリーに出てきそうな小さなうさぎがリードをつけて散歩していた。うさぎが立ち止まっていると、その上空を何匹も鳶が飛び回り始めて、連れ去られてしまうんじゃないかとひやひやした。うさぎは草むらの中に隠れた。
帰り、空が藍色になり、雲は黄色く光った。堤防の下の土手に鹿が降りて食事をしていた。
友だちと街に出た。向こうの携帯が壊れたかなんかで待ち合わせにずいぶん苦労した。マックで読みかけの本を開いて待った。何時間か遅れてきた友だちにセットのポテトをあげた。塩辛くてしなしなだった。雨が降りそうになっていた。
古着屋をまわった。一軒目でかわいいTシャツを二枚見つけて、試着したらどっちも欲しくなって、買った。二軒目では黄色と橙色のシャツを試着した。店員さんが黄色の方が良いと言ってくれたのでそれを買った。お金のことは知らない。
朝、歯ブラシを口に咥えた状態で寝てたというより気を失っていた。窓がわずかに空いていて暑いような涼しいような感じがした。昨日の夜、寝転んだ状態から立ち上がって、口に含んでいる唾液と歯磨き粉を洗面所で吐き捨てさえすれば、ちゃんといつものように寝れたはずだった。風呂も入って髪も乾かして化粧水と乳液もして、ほんとにあと一歩のところだった。バイト終わりのことだった。乳液をしてるくらいから半分気を失ってた。朝七時くらいに目が覚めた。