日付が変わるすこし前に家を出て夜行バスで東京へ。バスで夜行バスの乗り場へ。バスの中はすっからかんだけど、時折誰かが1人で乗ってくる。バスの停車中、バイトに入って3日で辞めたカフェを眺めて、自分の人生にもいろんな分岐点があったことに思いを馳せていた。「バス停の数だけ物語がある」と車内の広告は言う。その下にある小さな文字はよく見えないが、大変すばらしいことだった。一本早いバスで行ったから30分以上はやく着いてしばらくぼーっと待っていた。ちゃんとゆったり座れる場所があってよかった。快適だったのに蚊が来て、後半はずっと格闘していた。深夜バスで寝たり寝なかったり、すこし肌寒かった。途中、海老名SAで休憩があったときぶらぶらしていると、裏の方へ出れる扉があって出てみると住宅街みたいな雰囲気の場所で公園があった。朝ですこし日差しが強いけどなかなかよかった。
