12月15日

・今日はなぜか5時半くらいに目が覚めた。そのせいで授業中眠すぎて起きてられなかった。

・『境界の彼方』の劇場版を観た。テレビシリーズはわりと面白く観れたけど、これは途中で飽きちゃった。京アニの作品はどんなシリアスな物語でも、同時に一つの場面でのキャラの動きや配置などによってその物語からの抜け道を作るのが上手い印象があった(時間的な要素と空間的な要素の拮抗)けど、この作品ではそれが全然うまくいってなかった。物語を語ろうとする力ばかりが強くなった結果、登場人物が生み出す一つ一つの場面がかなり単調になっていたと思う。特に未来と明仁とか、映画のほとんどの時間泣いてばかりだったから、途中でかなりうんざりした。例えば「中二病」も終盤に立花の父をめぐる問題が顕在化してきてシリアスになってくるけど、あの作品では最後まで脇役の丹生谷や凸守が物語の外で別の動きをもたらしていてくれていて、最後まで単調になることはなかった。せめて語られている物語が面白ければ観れたかもしれないけど、その物語が致命的に幼稚で面白くない。面白くないというかぼくがこういうの苦手って言ったほうがいいかもしれない。個人的にああいうのは「エヴァ」でこりごり。流石に京アニの映画だから、作画とか演出はやっぱりすごいなぁと思ったけど。

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