9月10日

毎日一回8時くらいに目が覚めてしまって、今日もそうだったのだけど、この時間に起きると絶対昼間に眠くなるって分かってたからあえて二度寝

で、次に起きたのが10時過ぎ

起きたら、曇ってたからか気温はやっぱり秋の気温になっててうれしかった

このままスムーズに夏が終わって、秋になってくれたらうれしいけどそうもいかないんだろうな

 

起きたあと、カナートにいってなんとなくジョーシンに入って、イヤホンのコーナーをしばらく眺めていた

やっぱり欲しくなっちゃう

二か月前もここで3000円の安めのやつ買って、先週くらいに洗濯して壊してしまった

ぼくって働くの嫌いでお金稼ぐのも嫌いなくせに、金づかいも荒いっていう典型的なダメ人間で(物欲がそんなにない代わりに欲しいと思ったらわりとためらいなく出してしまう)

結局、買っちゃった

二万くらいのやつ(ソニー)!!!!!!!

うだうだ悩んでる時間もったいないもんね!

アマゾンの方が安く買えたからアマゾンで買った

明日届くの楽しみ

 

北部食堂に向かっている途中に、めっちゃ雨が降ってきた。濡れたせいで食堂の中でずっと凍えていた。夏どこいった・・・

北部食堂で『分解の哲学』(藤原辰史)をパラパラと読む

この先生には、わりとお世話になってて

現代史の授業受けて、読書レポート用に『ナチスドイツの有機農業』も読んだ

この本途中までだけどめっちゃ面白くて、いろいろ刺激をうける

近代的な思考においては「生産」があくまでも中心であり、それを裏で支えているはずの「分解」が無視されてきた。この本では「分解」の側に立って論が進められる

例えば「積み木の哲学——フレーベルの幼稚園について」

《積み木は、日本語の語感からしても積むおもちゃであると思われがちである。しかし、実のところ積み木遊びには、崩すこと、ばらばらにすること、あちこちに散らばること、偶然にできた散らばりの様子を見ること、そして音を鳴らすことも含まれている。いわば崩し木である。仮に積み木が糊で接着させる遊びであったとすれば、バラバラと崩れる積み木にあのひびきは出ない。》

読みながらティンゲリーのことを思い出すなど

「生産」から逃れ、「分解」の側に立つ芸術は可能であろうか?

ヒントになりそうなのはベケットだろうか(ただの思い付き)

 

夕方、涼しくて空がいい感じだったから二か月ぶりくらい?に走りに出た

川沿いでは普段とは違って、立ち止まって空を眺めている人が何人もいた。そのうちの何人かはカメラをもっていた

まあ、あの空の色は見るよな

どうでもいいことだけど、普段から立ち止まって景色を見て写真を撮っているぼくは、なんだよこういう時だけ、と思ったりもするのだった

走って北上しつつ、久しぶりにシカ見れないかな~とか思っていると本当に現れた

最初は二匹が同じスピードで息を合わせて走っているのが見えて、あとからそれまで草むらに隠れていた二匹も見えて合計四匹になった

シカの走るスピードに追い付こうとして、ダッシュしていたら、その四匹のシカをカメラに収めようとしているおじさんとすれ違った

 

帰って来てから、西川アサキ『魂のレイヤー——社会システムから心身問題へ』

この人の文章は何を読んでも興奮する

第一章は、前著の『魂と体、脳——計算機とドゥルーズで考える心身問題』を復習しつつ、展開していくという感じ

あの本との出会いはぼくにとって、一つの事件で、あれを読む以前、以後とではぼくの立っている世界の土台が異なっている

あの本が優れているのは、こっそりドゥルーズガタリ的な問題系、「革命」「外部」「形から逃げ出す生命」を引き継ぎつつ、そこに纏わる概念群をシュミレーションなどを用いつつ、精密にスケッチし、明確に整理することで彼らの限界点をも示してしまい、さらにその先へと進んでいこうとする点にある

そこで皮肉にも示されてしまったのは、絶対的な価値の不在、すなわち現実に存在する不確実性、あるシステムが「外」に開かれていることが、かえって「貨幣」や「国家」のような、全体を統制し、「ほとんど」グローバルな価値尺度を出現させてしまうという事実だった

中途半端な相対主義者こそが、この強固な現実を支えている

お金で買えないものがあることは希望でもなんでもなく、お金が重宝される条件でしかない

ちょっと今日はここまで・・・疲れちゃった

 

今日は一日中ビートルズを聴いていた

というか今も聴いてる

https://open.spotify.com/track/50xwQXPtfNZFKFeZ0XePWc?si=EYOdeVfRSG2c9FgJpqPpWQ

 

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