母親の運転で行ったツタヤの帰りに、車窓から煙突を見た。煙突の少し上には、濁った色の小さな煙のかたまりがぽつぽつと点在して、動きは止まっていた。煙突から出た煙はゆらゆらと上へと昇っていくものだと思っていたからか、そこに見えた風景だけ時間が止…
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